はじめに
5月の沖縄は、冬から続いた北うねりが落ち着き、夏の台風うねりにはまだ遠い。
そんな「うねりの谷間」にあたる月です。
地元サーファーの間でも、5月は「波がない月」として知られています。沖縄中のポイントがフラットになる日さえあります。
それでも、梅雨前線の動きによってうねりが届く日や、前線通過後に一時的にサイズアップする日も。コンディションを読む目があれば、サーフィンのチャンスは十分あります。
この記事では、5月の沖縄の波・天候・必要な道具を解説します。
5月の沖縄サーフィン 天候と波

5月の沖縄は梅雨に入ります。沖縄の梅雨入りは平年5月10日ごろです。ただし年によってばらつきがあり、2026年は5月4日と平年より6日早く梅雨入りしました。
沖縄の冬〜春を支配してきた北うねり(冬の低気圧・前線由来)は5月に入ると基本的に終わっています。代わりに増えてくるのが東からのうねりです。
気圧配置と風の変化
梅雨入りすると沖縄近海に梅雨前線が停滞し、この前線に吹き込む南からの暖かく湿った空気により積乱雲が発生・発達します。
つまり、5月は月前半(梅雨入り前後)は東風が主体ながら、月の途中から梅雨前線に向かって吹き込む南〜南西風が混在するようになります。
風向き
那覇の気象庁平年値(1991〜2020年の30年平均)によると、5月の最多風向は東、平均風速は4.8m/sです。他の月と比べると、1〜3月が北〜北北東、4月が東南東、5月が東、6月以降が南南西〜南東と変化しており、5月はちょうど北東系から南〜南西系へ切り替わる「移行期」にあたります。
うねりの向き
梅雨前線の活動が活発な日や低気圧が沖縄北側を通過するタイミングでは、南〜南西うねりが東シナ海側に届き、一時的にサイズアップします。それに風向きが合えば、沖縄中でサーフィンができるでしょう。
2026年のように梅雨入りが早く前線が活発な年は、このパターンが例年より早めに、かつ頻度高く起きる傾向があります。
5月のうねりの実態
| 時期 | 主な風 | 主なうねり | 状況 |
|---|---|---|---|
| 5月上旬(梅雨入り前後) | 東〜南東 | 東うねり | やや波がある日もあるが全体的に小さい |
| 5月中旬(中休み期) | 東〜南東 | 弱い。うねり少ない | 最も波がない時期 |
| 5月下旬(前線活発期) | 南〜南西 | 南うねりが届き始める | 前線通過後に西海岸がサイズアップすることも |
気温と水温

沖縄の5月の気温と水温の目安は次の通りです。
※データのソースは気象庁です。
- 平均気温:約24℃
- 平均最高気温:約27℃
- 平均最低気温:約21℃
- 水温:約24〜25℃
5月の沖縄の平均気温は 24℃前後です。
日中は暖かく、晴れていれば半袖で過ごせる日も増えてきます。
海水温は 24〜25℃前後。
まだ真夏ほど暖かくはありませんが、冬の寒さはかなり和らぎます。
ウェットスーツ(服装)
5月の沖縄は気温が夏日のような日もありますが、水温は24〜25℃前後とまだ少しだけ冷たいです。
5月の沖縄では、基本的に以下のウェットスーツが使われます。
- 3mmフルスーツ(ジャーフル)
- シーガル
- ロングスプリング
- タッパー
寒がりな人や、風が強い日は、3mmフルスーツ が安心です。
シーガルやロングスプリング、タッパーでのサーフィンがメインです。
ワックス
5月の沖縄の海水温はおよそ24〜25℃前後なので、次のワックスが良いでしょう。
- WARM(ウォーム)
- TOROPICAL(トロピカル)
- COOL(クール)
メインはWARM。晴れの気温の高い日はトロピカルを使いましょう。雨で気温が比較的に低い日においては冬用のCOOLが余っていたら使い切る目的で使っても大丈夫だと思います。
5月で晴天になると本州の夏並みに気温が上がります。夏日のような日は車内でのワックスの保管方法に注意が必要です。気を抜くとワックスが大惨事になります。
下にリンクを貼っておきます。楽天の商品は好きな種類を選べます。
5月の沖縄の観光状況(レンタカーなど)

GW(5月上旬)と梅雨入り後でまったく状況が変わります。
GW期間(〜5月6日頃)は観光客がピークで、主要スポットは混雑、宿・飛行機ともに最高値。GW明け以降は一転して閑散期に入り、美ら海水族館など人気スポットも並ばずに入れるようになります。地元では「沖縄の穴場シーズン」と呼ばれるくらいです。
レンタカーの料金(GW明け以降)
5月(ゴールデンウィーク以降)のレンタカー料金の目安は次の通りです。
- コンパクトカー:1日 4,000〜1,0000円前後
- ミニバン:1日 8,000〜20,000円前後
ゴールデンウィーク時期になると料金が上がることもあるため、旅行が決まったら早めの予約がおすすめです。
サーフトリップとしての5月
5月の沖縄サーフトリップの特徴は下の通りです。
ポジティブ
- 観光のハイシーズン前で空いている
- 台風の心配がほぼない
- 宿・航空券が安い
- 全線通過後のタイミングを当てれれば貸切のいい波に出会える
ネガティブ
- 波がない
- 天気が悪い
- 波を当てるのが困難
まとめ
5月の沖縄は、気温は21〜28℃程度、海水温は24〜25℃程度。梅雨に入り天気の悪い日が多いです。
冬の北うねり(北東の季節風由来)は5月には基本的に終わっており、夏の台風うねりはまだ来ない。その狭間にあたる5月は構造的に「うねりの谷」になりやすい月です。
しかし、コンディションによってはいい波に出会えることもあります。
海での服装については、シーガル、ロンスプ、タッパーがメインとなります。雨や曇りの日で、比較的に気温の低い日はジャーフルでも全然入れます。
ワックスはTOROPICAL、WARM。天気が良く、気温が高い日はのCOOLはベタベタするかも。
これから5月に沖縄でサーフィンを予定している方は、ぜひ参考にしてみてください。


コメント